『i-nest1号投資事業有限責任組合』を通じて出資
i-nest capital株式会社は、2021年1月15日、日本暗号資産市場株式会社への出資を行ったと発表した。

この出資は、ファンド『i-nest1号投資事業有限責任組合』を通じて実施されたもの。
日本暗号資産市場株式会社は、2019年11月設立のベンチャー企業であり、ブロックチェーンを用いたステーブルコイン『ICHIBA』『JPYC』の発行を手がけている。

日本国内でもブロックチェーンによる取引を促す
i-nest capital株式会社は、新産業の創造や社会課題の解決を目指す形で投資活動を展開しているベンチャーキャピタル。エンターテインメント&ライフスタイル領域を主な活動の場としており、起業家・投資家・ベンチャーキャピタルの3者が心地よく安心できる場所として1号ファンド『i-nest1号投資事業有限責任組合』も組成している。

同社は、ビットコインに代表される暗号資産・仮想通貨が近年大きな隆盛を見せる一方で、日常的な決済手段としては未だ充分に普及していないと判断。こうした状況において日本暗号資産市場株式会社が発行するERC20前払式支払手段は、日本国内でもブロックチェーンによる取引を促す可能性があると判断し、今回の出資に至った。

日本暗号資産市場の企業価値向上に貢献
日本暗号資産市場株式会社は2020年8月、日本国内初の日本円建てステーブルコインとして『ICHIBA』を発行した。
『ICHIBA』は、ERC20事業者向けの自家型前払式支払手段である『ICHIBA』では、同社を通じてECサイトでの購入などが可能となっている。

i-nest capital株式会社は今後も、日本暗号資産市場株式会社がフィンテック領域でのリーディングカンパニーとなるよう、企業価値向上に貢献するとしている。

(画像はプレスリリースより)

元の記事を読む