しかしせっかくの浴衣。いつも通りのメイクというのも面白くないと、和装に似合うメイクを探して試行錯誤する人も多いと聞く。そこでメイクアーティストの方に、浴衣に似合うメイク方法を伺ってみた。
すると、和装に似あうメイクのポイントはずばり、目元と唇。
「まずこの季節はどうしても暑いですよね。でもせっかく涼しげな浴衣を着るのですから、暑さを感じさせないメイクを目指して貰いたいです」
と、無茶なことを言う。
さらに、
「マスカラやアイラインでパッチリ目を作る人が多いですが、浴衣にそれは不細工です。全体的にしっかりメイクをしてしまうと、品が悪くなります」
とのこと。
マスカラを使うときも目元に影を落とすように、下へ。ちょっと影があるほうが、和装にあうということか。加えて、
「目はそんな風にあえてあっさりに仕上げ、その代わり唇の輪郭をしっかり描くように口紅をひくと和装に似あうメイクになります」
と、和装メイクの基本は「下へ、下へ」がポイントだそう。
確かに唇に色気のある顔の方が、和装に合う気がする。
そこで、そんな和の装いにピッタリなこんな口紅はいかがだろうか。
それは伊勢半本店さんで作られている、かわいいお猪口型の口紅「小町紅 季ゐろ」。紅花から赤の色素だけを抽出し、それを小さな有田焼のお猪口に塗って乾燥させたという手間のかかった一品だ。
紅花からとれる赤の色素はたった1%ほどだそうで、その貴重な色味を口紅にする……というのは、なんとも贅沢な話。