街を一つのキャンバスにたとえ、特色ある有名建築や歴史を赤いボールが“探検”していく。アーティストのカート・パースチィックさんによるもので、「インストレーション・アート」と呼ばれるものらしい。
公共の場に大きなボールを持ち込むことによって、既存の建築物とそれをとりまく環境をより視覚的にとらえられるのでは? というアイデアからスタートしたという。
9月いっぱい、毎日スケジュール通りにシカゴ市内の大きな公園や、博物館、レストランなどを転がして? まわる予定だという。
大きなビーチボールっぽい感じだが、柔軟性があり融通が利くのもあって、いろんな場所にフィットしやすいという利点もあるようだ。
「短期間にいろんなレベルの人に触れ合えるっていうのが好きなんだ。子供なんかだとボール好きだからついつい触っちゃうよ。でもこれが美術館なんかだと絶対にそんなことできないでしょ」というカートさん。
こんな大きな赤いボールがあったら、子供じゃなくても触ってしまう。でもそこがカートさんの目指す本質らしく、「優れた彫刻のように触れる」という感覚、感触を与えてくれるのも面白い。
沢山の人に触られ、建築物の間に埋め込まれ? ボールは傷だらけのはず。このボールは空気で膨らむ丈夫な浮き輪やビーチボートなどと同様の素材でできているらしく、壊れても、カートさん本人がなおすということだ。