bit

かくし味はパフォーマンス。韓国庶民派カクテルの世界

お酒の席に参加すれば、親交がより深まる国、韓国。手っ取り早く酔って、手っ取り早く仲良くなるため、こんなカクテル(というよりチャンポン酒)が、学生や会社員の間に古くから広まっている。

「タイタニック酒」と呼ばれるお酒は、大きめのコップにビールを注ぎ、そこに小さなグラスを浮かべ、グループで順番に焼酎(韓国焼酎は安い。飲み屋で1瓶300円ほど)を注いでいく。焼酎が一杯になり、グラスを沈めてしまった人が負け。焼酎の混ざったビールを飲み干す。
実際にやってみると、意外とぎりぎりまで焼酎を入れることができたり、かと思うと表面張力が崩れていきなり沈んでしまったり、なかなか奥深い。樽に剣を刺すゲームのような危機一髪感にドキドキさせられる。

「忠誠酒」と呼ばれるお酒もある。これもやはりコップにビールを注ぎ、箸を2本載せた上に、焼酎をなみなみと注いだ小さなグラスを置いて、準備完了。これを飲む人は、「忠誠(チュンソン)!」と叫びながらテーブルにおでこをぶつけ、その振動で小さなグラスをビールに沈ませる。
これも実際にやってみたのだが、グラスが落ちた瞬間の、グラスとグラスがぶつかる音、そして勢いよく発生するビールの泡が小気味よい。また韓国人は、「忠誠!」の声を躊躇することなく叫ぶのでかっこいい。やはり軍隊を出ている人は違う。

ただし、こうしたパフォーマンスいっぱいのチャンポン酒(韓国では「爆弾酒」と呼ぶ)は、昔に比べて登場する機会が少なくなったと、学生街である弘大(ホンデ)地区で営業するバーのマスターは話す。
編集部おすすめ

あわせて読みたい

コネタの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

ピックアップ

もっと読む

コネタニュースランキング

コネタランキングをもっと見る
お買いものリンク