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“ダウン”はどうして抜けちゃうのか

“ダウン”はどうして抜けちゃうのか
布地の隙間から顔を出したダウン。
「冬物一掃クリアランスセール!」――寒さがゆるみ、セールの季節がやってきた。
冬物ジャケットの代表といえばダウンだけれど、気になっちゃうのは、勝手に抜けてしまう中身の羽毛(羽根)たち。ちょっと顔を出してるやつなんか、押し戻してやろうとがんばってみるのだけれど、いじっているうちにやっぱり抜けてしまう。

ほつれや破れがなくても抜けてしまうダウン。どうしてダウンは抜けてしまうのか。いくつかの業界団体に話を聞いてみた。
「抜けるルートは大きく二つあります。ジャケットの生地は縦糸と横糸で編まれていますが、その間隙をぬって空気と一緒に出てしまうのがひとつです」
ダウンの繊維はとても細い。筆者が測ってみたところ、直径およそ0.05ミリメートル。あまりに細いので、目には見えない生地の隙間をくぐりぬけてしまうのだ。
「生地の厚さはあまり関係ありません。抜けを防ぐには空気の透過率を下げることが重要で、生地の裏にダウンプルーフ加工をします。これは生地をプレスしたり樹脂を吹き付けたりして、糸の隙間を埋めるものです」

もうひとつのルートは、ダウンが縫い目の針穴から抜けてしまうこと。針穴にはもちろん糸が通っているが、糸より穴の方が少し大きいのだ。
「これはいかんともしがたいのです。針の太さと糸の太さを一緒にすればよいのですが、高速で縫うため、あまりキチキチにすると縫っている最中に糸が切れてしまうのです」
ではどうすればよいのか。

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2009年2月21日のコネタ記事

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