いまや料理のレシピは選りどり見どり。有名料理家やシェフの手がける本は数多くあるし、ネットでも簡単にゲットできる。
そんななか、巷のレシピとは一線を画すとてもかわいいレシピを見つけた。その名も「童謡レシピ」だ。

「お父さん、お母さん達が子どもの頃に親しんだ歌をテーマにし、幼稚園や小学校低学年の子ども達がその童謡をイメージできるような楽しいレシピを考えました」
と言うのは、レシピを提供しているハインツ日本株式会社。レシピは昨年7月から同社のウェブサイトで連載されており、現在、10曲・10レシピが公開されている。

レシピはどれも童謡のイメージにぴったり合うものばかり。たとえば、『シャボン玉』がテーマなら、シャボン玉みたいにフワリとふくらんだ「シュー・ホワイト・クリーム」、『黒ネコのタンゴ』ならネコの大好物である魚を模した「お魚パイ」、『ドレミの歌』ならそのものズバリの「ドーナツ」、といった具合。


サイトではレシピのほかに、2人の女の子が歌う童謡も聞ける。たまに音をハズしたりするんだけど、それもまた愛くるしい。キッチンに子どもの歌声が響き、親子で料理を楽しんでいる様子が目に浮かぶよう。

もちろん子どもと一緒に料理を楽しむのはママだけの特権にあらず。同社では、
「いつも仕事で忙しく子供と向き合う時間がない、何をきっかけに話をしようか迷ってしまう。そんなお父さんたちに料理を通じて子供と大切な思い出をつくってほしい」
と、こどもの日に向けて“童謡レシピでパパの人気回復キャンペーン”も実施中。
公開中の童謡レシピの中から、3つのレシピを作るためのハインツ商品のセットを抽選でプレゼントしている。締切は4月24日、メールでの応募も可能だ(詳細はこちら)。

ちなみに3つのレシピとは、「シュー・ホワイト・クリーム」、「くまパパ特製ハンバーグ」、「冷たいスープのムース」。なかでも『森のくまさん』をテーマにした「くまパパ特製ハンバーグ」は簡単だし、イメージ的にもお父さんにぴったり。料理が苦手なら、
「童謡レシピでは固まり肉をフードプロセッサーで挽いていますが、最初から牛100%のひき肉を使うとより簡単に作れます」
とのこと。

5月5日にはパパとのことを歌った『グリーン・グリーン』をテーマにしたレシピも公開予定だそう。
今年のこどもの日は、パパの料理で子どもと歌ってみるのはいかが?
(古屋江美子)