米国内の観光地はもとより、ちょっとした場所でも見かけるようになった「ペニースマッシャー」(「ペニークラッシャー」、「ペニープレス」とも)。
手持ちの1セント硬貨を、専用マシーンで潰して楕円形に加工し、図柄やデザインを刻印する。ご当地によってさまざまな図柄が用意されていて、夏休み中の記念にもなり、子どもたちには面白いコレクションモノになっているようだ。

1セント硬貨をマシーンに入れ、自分でハンドルを廻す。ペニーを潰しながら刻印する仕組みなので、このハンドル廻し作業は必須。
クルクルカラカラとは廻らず、ちょっとしたチカラが要る。この重さで硬貨を「潰している」感覚が味わえる。日本でもテーマパークなどに、類似のものが設置されているのを見たことがある方もいると思うが、日本には貨幣損傷取締法というのがあり、損傷または鋳つぶすことは禁じられているので、硬貨の代わりに、円形の銅板やメダルが使用されていたりする。

しかしここはアメリカ。米国の法においては、詐欺的な変更や切断を禁じてはいるものの、不正に損傷貨幣を使用せず、詐欺的な意図もない、ということなら罰せられることはないので、堂々とハンドルを廻したい。

この平べったいペニー。実際は子どもばかりが収集しているわけではなく、かなりな数の老若男女コレクターがいるそう。トレードも頻繁に行われているらしく、「お宝」なみの値段で取引もされているようだ。ちなみに私の周辺では「MLB球場モノ」の人気が高い。