シューズクリップとパンプスの専門店、「ル・シュシュジュエ」で店長兼デザイナーをされているおのざきのりこさんにお話を伺ってみたところ、パーティ需要はもちろんだが、意外とアフター5の食事や遊びに使う人も多いとのこと。
「会社にはノーマルパンプスを履いていき、バッグにシューズクリップを忍ばせておくそうです」とのことで、「へ~っ」と感心。
また同店のウェブサイトを見てみると、髪飾りとして使っている人もいるようで、まさに1粒で2度どころか、3度おいしいアイテムなのかもしれません。
ところで、いつ頃からこんなにブレイクしだしたしたんでしょうか? と聞いてみたところ、80年代くらいからあることはあったそうだ。しかし、その頃はクリップの金具部分の性能がいまいちで次第に市場からフェイドアウト。
「21世紀を迎え、金具の性能がものすごくあがりました。それに伴って、シューズクリップを靴につけて販売するメーカーが少しずつ出てきたようです。ですが、あくまでも靴のサブパーツとしての扱いで、本気でシューズクリップに取り組んでいる企業はまだありません。今も、靴屋がつくったり、アクセサリー屋さんがつくったり、雑貨屋さんがつくったりと、立ち位置がとてもあやふやです。名称も、シューズクリップだけでなく、コサージュ、シューズアクセというように様々な呼び方があります。今がシューズクリップ単体販売の草創期だと感じています」