何かと夏に大活躍するオクラだが種まきを始める季節は4月の下旬、霜が降りなくなった頃がちょうど目安。家庭菜園をしている人にとっては、桜が散ればそろそろ……と、動き始める野菜のひとつなのだ。
オクラといえば緑色でヒョロリと長くどことなくやる気の無い形が特徴的だが、全国を見渡してみると案外種類豊富。なんとその種類、100を超えるほどなのだとか。
一体どんなオクラがあるのか、日光種苗株式会社さんに伺ってみた。
「オクラは種類豊富ですよ。通常の緑色のものだけでなく、赤いオクラや白いオクラ、中身が五角形ではなく丸いオクラなどもあります」
と、すでにオクラとしてのアイデンティティを失っているかのようなものまである。
中でも赤いオクラは、一見するとトウガラシのような色合い。ただしこれは茹でると普通の緑色に戻ってしまうため、そのままでサラダなどに使うのがよいそうだ。
普通に販売されているのは五角形で緑色のオクラ。まだシーズン外なので今の季節に販売されているのはタイやフィリピン産が主流だが、夏になれば旬の国産オクラが並び始める。
色違いや形違いの珍しいオクラは収穫量も少ないため、購入は道の駅などの農作物直売所へどうぞ。夏場にサービスエリアや道の駅などをチェックすると、ちょっと珍しいオクラと出会えるかもしれない。
そんなオクラの美味しさであり特徴にもなっているのがヌメリ部分。これは整腸作用や胃を健康にする成分があるそう。