確かに、近年の温暖化に加え、本格的な暑い季節には動物たちも涼しいところに非難したいだろう。
シロクマ、ペンギン、セイウチ、アザラシの4匹の寒いところが好きな動物を冷蔵庫ガジェットにした製品「Fridgeezoo(フリッジィズー)」(ソリッドアライアンス販売)は、ただ冷蔵庫に入っているだけではない。冷蔵庫のドアを開けるたびに話しかけ、ドアを開け過ぎていると注意するのだ。
「光を浴びると起きだしてしゃべり出す仕組みです。動物たちは暗いときは夜と間違えて寝てしまいます」(ソリッドアライアンス)
つまり、省エネ――エコ意識を喚起するというわけ。具体的には、
1. ドアを開けると「こんにちは!」「ハロー!」と挨拶する
2. つぎに、「元気?」「今日もご苦労様」「また甘いものかい?」と声をかける
3. あまりドアを長く開けていると、「温暖化だー!」「暑いよー!」「溶けちゃうよー!」とちょっと文句を言い出す
また、動物たちの特徴としては
・シロクマ:冬眠が趣味なので基本寝起きで声とテンションが低い
・ペンギン:関西系のペンギンなので、常にテンション高く元気
・セイウチ:慌てん坊なので早口。
・アザラシ:赤ちゃんなのでゆっくりした口調
で、今回、動物たちの声を担当したのが4名のRAP音楽グループの「Romancrew(ロマンクルー)」。
「企画者がRomancrewのファンで、たまたま曲を聴いているときに思いつきました。しゃべり方は、C調な感じで録音しました」(ソリッドアライアンス)
Romancrewのファンの人たちには垂涎の製品であろう。
実は、筆者もとても暑がり。夏は冷蔵庫ガジェットたちと一緒に住みたい感じです。
(羽石竜示)