日本気象協会が独自の計算手法で算出した“熱中症指標値”に基づき、気温と湿度から熱中症の危険度を測定するという、このアイテム。これまでも壁掛けタイプなどはあったが、持ち運べるコンパクトなタイプは今回が初登場だという。
さっそく購入して、試してみることに。熱中症計はスタンダードタイプが1050円。10分ごとに危険度を自動測定する“見守り機能”がついた上位機種は2100円。さんざん迷った末、「見守られてナンボ」と、自動測定機能付きを購入する。エスカレーターで移動しながら早々に装着し、測定スイッチをポチリ。
表示された危険度は5段階のちょうど中間にあたる「警戒」レベル。店の外に出ると「厳重警戒」にアップし、警戒ブザーも鳴り始める。池袋駅に行く道すがらも、ピッピッピッピッピッ。池袋駅の構内でもピッピッピッピッピッ。少々うるさい。
しかし、それはまだ序の口だった。事務所に戻り、自分のPCの前に座った途端、熱中症計の表示は最もアブないレベルを示す「危険」に変わり、ブザー音が鳴り響く。マジですか!? 池袋の雑踏以上に熱中症の危険度が高い事務所って一体……。
体感温度としては、そこまで暑くないけれど、定期的にブザーが鳴り続ける。確かに夏場はちょっと留守にするだけで、熱がこもりやすいもの。そんなときは窓を開けて、扇風機を回し、空気を入れ換えれば……。