パソコンの世界は堅くて難しい製品ばかりではない。ユニークなガジェットもいっぱいある。たとえば、金ピカで金の延べ棒そっくり、リッチな気分が味わえる「金塊みたいなPCマウス」もそのひとつ。で、マウスの金塊モデルがあるかと思えば、USBメモリーにも「金塊みたいなもの」が負けじと存在する。だが、そもそもどうしてそのようなものをつくったのだろうか。その理由やこだわりをメーカーの箔一に聞いてみることにした。

パソコン関連会社のアイ・オー・データ機器とのコラボでつくられた『GOLD INGOT USB MEMORY』(箔一製造)という製品で、ボディ素材の国産天然木に本金箔を施すことで、本物の金塊のような輝きと質感を実現している。刻印までしっかりあって、サイズはUSBメモリー並だが、見た目は金塊そのものだ。

実は、昨年9月にも同じくアイ・オー・データとのコラボで本漆塗りのボディに「箔絵」をデザインした『箔絵USBメモリー』を世に送り出している。つまり、今回はコラボ第2弾というわけ。
「ユーモアのあるUSBメモリーを追加することで、工芸品になじみのなかったユーザーに金箔の魅力を知ってもらえるきっかけとなればということで開発しました」
確かに、伝統色の濃い第1弾製品とは一線を画し、「ウケ狙い」を重視した感がある。それにしても、金箔という伝統工芸を現代に広めるために、パソコンユーザーに馴染みのUSBメモリーを使うのはいいアイデア。高級な小物品好きの日本人のツボを的確についている。