タイトル通り、後半は、TwitterBotの作り方。
TwitterBotというのは、自動でtwitterが発言する仕組みのことだ。
ムーミンシリーズの名言をつぶやくムーミン谷の名言botや、Twitterの最新の話題をつぶやくbuzztter、最新ニュースをぐわっと圧縮してつぶやく圧縮新聞などなど、twitter上にはさまざまなTwitterBotがある。
そんなTwitterBotを作る方法が後半に出てくるのが本書だ。
だが「はじめに」にこうある。
“この本を読んでも、プログラミングに関する知識は身につきません”
ええ!? では、何の本なのか。
“この本は、プログラミングの入門書ではありません。この本は、プログラミングのための、情報リテラシーの入門書です”
なのである。
そして、最初に図解が2つ登場する。
ひとつめは“Twitterでは会話ができない本当の理由”だ。
AさんとBさんが互いにフォローしていれば会話は成立する。いつでもお互いのつぶやきが届いているからだ。
ところが、3人以上で会話しようとすると、全員が相互にフォローしあっていない場合がでてくる。つまり、互いのつぶやきが全部届いていない状態が生じるのだ。
途中から議論に参入してくる人もどんどん現れて、ますまず声が十全に届いていない会話になってしまう。