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カナダ・バンクーバー五輪1周年記念――オリンピック開催地のその後

カナダ・バンクーバー五輪1周年記念――オリンピック開催地のその後
2月12日の1周年記念では聖火台に再び火が灯された(提供:バンクーバー経済新聞)。
昨年、開催されたバンクーバー冬季五輪から2月12日で1年が経過した。当時は私も現地で取材をしていたが、五輪開催にあたり街の様子は一転して賑やかに。五輪史上最長といわれる4万5,000キロを旅したトーチリレーでは、応募で選ばれた一般市民も参加、街には赤い服に身を包んだ住民らが集結し、大いに盛り上がった。そんなバンクーバーで、1周年を祝うさまざまな関連イベントが行われた。

バンクーバーと同様にかつて五輪開催地で1周年記念イベントを行った例もあるが、過ぎ去ったイベントに再びスポットライトを当てても当時の感動を再び蘇らせることは難しいと聞く。そんな中、バンクーバー五輪の街ネタの配信に奔走したバンクーバー経済新聞の編集長Sher美緒さんに2010年冬季五輪開催地、バンクーバーでの一周年記念イベントについて話を聞いた。

「五輪時と同様に交通規制をし、歩行者天国エリアを作り、ライトアップや音楽イベント、聖火台の点灯など様々なイベントが行われ、当日は午前中の豪雨にも関わらず街には大勢の人が集まりました。確定ではありませんが、2月に五輪開催や旧正月を祝う祭日を作ろうという話も出ています」

フェイスブックなどのソーシャルネットワークを通じて、公的機関や企業だけではなく個人が記念イベントを企画する様子も伺える。「赤や白いものを身につけて街に集合しよう!」というイベントでは約18,000人もの人が参加するとサインアップしているという。Sherさんは「ロンドンなどに比べて街も小さく人口も少ないバンクーバーですが、2010年は五輪を通じて多民族からなる市民が国籍を超えて、カナダがひとつになりました。特に、国技であるアイスホッケーでは延長戦を制し金メダルを獲得。感動的な勝利に人々は歌い歓喜に酔いしれたことも良い思い出となり、もう一度あの感動を味わいたいという気持ちが、市民の間に自発的に生まれた結果ではないか」と分析する。

確かに、アイスホッケーに全く興味がなかった私も、カナダの試合結果に一喜一憂し、カナダ念願の金メダル獲得時には涙を流した。「オリンピックは、ただのスポーツの祭典にとどまらず、人種を超えて人と人との心を繋ぐもの。人々がカナダに住んでいることを誇りに思い、競技を見て感動した全ての人たちの色あせない思い出となるのが、オリンピックが残した遺産なのだと思う」

聖火台が再点灯される式典前では市民が何度も国歌を歌ったという。国民は忘れられない感動と思い出をもう一度共有できたようだ。
(山下敦子)

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