Xbox Live アーケード「Limbo」の史上初7部門ノミネートをはじめ、インディーズ旋風が吹き荒れた今年のゲーム・ディベロッパーズ・チョイス・アワード(GDCA)。欧米のゲーム開発者の投票をベースに選出され、「ゲーム版アカデミー賞」とも評される賞です。
結果はというと、西部劇を舞台にした大作アクションアドベンチャー「レッド・デッド・リデンプション」(ロックスター・ゲームス)が、ゲームオブザイヤーを含む4冠を達成。「Limbo」はビジュアルアーツ部門のみ受賞という結果に終わりました。
その一方で、今年の影の主役とも言えたのが、イノベーション部門を含む3冠に輝いた「マインクラフト」。インディゲームのコンテストで、GDCAと併設で開催されたインディペンデント・ゲーム・フェスティバル(IGF)でも、大賞をはじめ2冠を獲得し、合計5冠の快挙に輝きました。
本作を作り出したのは、スウェーデン人のゲームプログラマー、ノッチ(Notch)ことMarkus Perssonさん。ゲームスタジオ勤務などを経て独立し、本作の中核部分を一人で作り上げました。現在は全7人でゲーム開発スタジオ「Mojang」を設立。正式版リリースに向けて活動中です。
あ、インディゲームってのは、大手パブリッシャーを介さずに、個人クリエイターや小規模のディベロッパーが直接制作・販売するゲームのこと。日本の同人ゲームと似ていますが、こちらは商業指向が強いのが特徴で、「マインクラフト」も