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いつまでも、若い、新人、ゆとり、ではやっていけない。『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』

いつまでも、若い、新人、ゆとり、ではやっていけない。『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』
『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』北尾 トロ、下関 マグロ/ポット出版<br />4月25日に行われる出版イベント(関連リンク参照)が楽しみ!
〈いまだライターとしての方向性を決められずにいるのも、考えてみれば情けない。業界の人たちも、いつまでも駆け出しだからと大目に見てくれないに決まっている〉

フリーライターになって1年半。初めての著書、『サラブレッドファン倶楽部』がまったく売れなかったとき、北尾トロはそう思った。

〈でも、いまさらバイト生活に戻る気はない。ここで逃げたら、何をやってみたってうまくはいかないだろう。ダウンはしたけど、まだKOされたわけではないのだ〉

『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』は、北尾トロと下関マグロがライターという職業に関わるようになった1983年から、昭和が終わる1988年までの6年間を描く〈青春ボンクラエッセイ〉。トロ編とマグロ編を交互に挿入する構成で記している。
25歳だったふたりが、30歳になるまでの物語でもある。はじまりは、今年で24歳になる今の俺とほぼ同年齢だ!
北尾トロ(伊藤秀樹)と下関マグロ(増田剛己)は、売れない時代を一緒に過ごしてきたライター仲間。これまでに『おっさん傍聴にいく! 最近の裁判所でのあれやこれやをグダグダ語ってみる。』『おっさん糖尿になる! コンビニ・ダイエットでいかに痩せたかをチラホラ語ってみる。』などの共著がある。

大学卒業後にバイトとして入った編集プロダクション、イシノマキ。この会社は、経費が増えたぶんギャラが減るシステムが敷かれていて、ライターやカメラマンにはいつも少額しか払えない。もっと払ってあげたいのに、自分で原稿を書き、経費を調整し、いつもより多めのギャラを捻出するなど、家計のやりくりみたいなセコいやり方しかできない。そんな生活に嫌気がさし、イシノマキを辞めフリーになることを決意したとき、トロはマグロと出会う。

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