上記のようなことが起こると、士気が削がれる。そうならないためには、コレか? 「トビラシステムズ株式会社」(愛知県名古屋市)は、『トビラフォン』なる新アイテムを開発した。
この装置、見知らぬ番号から電話がかかってきた際に、それが迷惑電話かどうかを判断してくれるというのだ。未知の電話番号でも、迷惑電話であれば着信を拒否することができる。
どうして、そんなことが可能になったのか? それは、同社が蓄積したデータベースが参考となっている。インターネットに接続した『トビラフォン』が、受信した電話番号を判断。データベースと照合して、それが迷惑電話番号だったら自動的に着信拒否してくれるらしいのだ。
そこで、同社に聞いてみた。それらのデータは、どうやって収集したのか?
「警察や消費者センターが公表している、“振り込め詐欺”や悪質な電話勧誘販売の電話番号をデータベースにいたしました。また、当社が独自に収集したデータも含まれております」(同社・担当者)
データにない番号からの迷惑電話がかかってきた場合、それを受け取ったユーザーが“拒否ボタン”を押せば、新たにその番号が「迷惑電話データベース」に登録されることになる。
「どんどん利用者が増えておりますので、迷惑電話の登録情報の精度も増していっております。このように、トビラフォンは日々進化しております」(担当者)