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「映画コナンの犯人はなぜGWにビルを爆破するの?」第13回文学フリマでまたまた見つけた凄い本

       
近藤正高のおすすめ本】 『HK 2』(HK)、『クラシック冥曲案内 ハズす側の論理』(管絃樂團“響”)
今回もまたとりあげたい本が多すぎる。前回、とみさわ昭人さんが紹介していたNEKOPLAさんの最新刊『タイムカン読本』(日清食品の幻の商品“タイムカン”にまつわるもろもろを記録した冊子。衝撃の事実が明かされている)をはじめ、前々回で同じくとみさわさんが紹介していたライターの成松哲さんによる『kids these days! vol.1 1/2』では、初の地方取材として佐賀で活躍する女子高生バンドへのインタビューが収録されている。また、以前よりエキレビ!で話題の『鬼畜!ヤリマン道場』は今回「外伝」として、主宰の龍堂薫子さんのほかゲストライターによる体験手記を集めた冊子を刊行していた。
で、今回の“収穫”のなかでもとくに紹介したいのが次の2冊(結局、1冊に絞りこめなかった……)。ひとつは、『HK』という雑誌のvol.2。表紙からして、全裸(もちろん隠すべきところは隠してあるけど)の男女の集団写真が使われ目を引く。彼・彼女らは渋谷のシェアハウス「渋家(シブハウス)」で共同生活を営む人たちだという。同誌では、この渋家に編集長の吉岡命さんが1週間泊まりこんでの密着取材を敢行、住民への個別インタビューもあったりしてガッツリ読ませる。
もう1冊の『ハズす側の論理』は、現役の新聞記者と管弦楽団在籍の演奏家によるコンビがクラシックの名曲を紹介するというもの。その内容は、ビゼーの歌劇「カルメン」をサスペンスドラマ風に翻案してみせたり、“北方先生”がロリコン青年に説教しつつも、同じくロリコンであったとブルックナーの交響曲を薦めるという人生相談風のものがあったりと、とにかく自由だ。クラシックに疎いわたしもこれならとっつきやすい。あ、ドヴォルザークが鉄道マニアだったなんて初めて知ったよ!

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2011年11月9日のレビュー記事

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