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三角形の『ます』を見つけました

三角形の『ます』を見つけました
2011年グッドデザイン賞を受賞した三角形ます『すいちょこ』。お祝いの席だけではなく、日常使いができる、話題性のある杯である。
器次第で、お料理やお酒の味が格段に違うように感じるのはなぜだろう。ただ食べ、ただ飲むだけではない。見て楽しむ感覚が人間に備わっているからだろう。

お酒をたしなむ方にとって、お祝いの席に登場する『ます』だけではなく、「家飲み」など、通常使いができるすてきな杯、『ます』が存在すると聞くと、気になられることだろう。大橋量器が考案した商品、三角形のます『すいちょこ』である。

「日本酒を飲む祝杯としてよく使用される『ます』を、現在の日常の中でたのしみを与える存在となることを願い、楽しく飲んでいただく酒器としてリデザインしました」と担当者。

なぜ三角形の『ます』を考案したのだろうか。
「戦国武将がドラマなどで酒を一気に飲み干すシーンに見られる、 あの古来からある杯(お皿のような)を『ます』で表現しました」(同)

つまり、戦国武将がお酒を豪快に飲む感覚を、『すいちょこ』の三角の角から飲むと、お酒がすうっと一本の線のように口中に注がれるので、新触感な飲み口を楽しめるのだ。

戦国武将はどのように酒を飲んでいたのだろう。

有名なのは、上杉謙信が好んで使ったという馬上杯(ばじょうはい)。杯の高台が高く、高台を持って飲むタイプの杯である。馬上で飲むのに適しているとか、腰が高くて馬上にいるようなので、などと名前の由来はいくつかあるようだが、そんな杯を片手に持って、豪快に酒を飲んだ謙信の姿を容易にイメージできる。

また、どくろ杯といって、人の頭がい骨を材料として制作された杯もある。信ぴょう性は定かではないが、日本では、織田信長が浅井久政・長政および朝倉義景のどくろに金ぱくを塗って家臣との宴に披露したと言われている。

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