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入試の問題の掲載料は1000円!〈作家あさのますみインタビューpart1〉

――本が好きな上に、ご自身の子供の頃の思い出も詰まった初めて本。出版された時は、かなり嬉しかったのでは?
あさの はい。すごく嬉しかったです。でも同時に、自分の書いたものに関してナイーブになる感覚を初めて味わいました。それまでは、例えば、「ますみんが主役をしてたあのアニメ、あんまり面白くなかったね」とか言われても、自分だけで作ったものではないので、そこまでショックを受けることはなかったんですね。
――声優の立場では、作品に携われる範囲も限られてきますしね。
あさの はい。でも、自分が一から作ったものは、面白いって言われるとすごく嬉しい分、面白くないって言われるとすごく傷つくんです。自分で何かを作ると、こんなにナイーブになるんだって、すごく新鮮でした。あと、本って案外売れないんだなって(笑)。
――ああ……(笑)。
あさの 何も知らないから、本って、書いて出したら売れるものだと思ってたんですけど、そんな事もなくて。編集さんも、すごく頑張ってくれたのに、なんだか申し訳ないし。いっぱい売れたら良いのに、売れないなあって思いました(笑)。

●「私なんかにできる仕事じゃないんだな」

――僕は、当時『ひだまりゼリー』を読んで、あさのさんが声優かどうかとか無関係に、純粋に非常に素敵なエッセイ集だと感動したんですね。だから、なぜ第2弾が出ないのか不思議に思っていたのですが……。
あさの 『ひだまりゼリー』で、子供の頃の思い出は全部書いちゃったという気持ちもあったんですよね。それと、やっぱり、あまり売れないということは、こういう方向で書いてもニーズが無いのかなって……。そんな中でも、例えば、入試の問題に『ひだまりゼリー』の文章を使ってもらえて、嬉しかったりもしたんです。

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