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小中高生が伝える、被災地のリアル――「石巻日日こども新聞」

小中高生が伝える、被災地のリアル――「石巻日日こども新聞」
「石巻日日こども新聞」創刊号。そのクオリティーと熱量はハンパない。入手する機会に恵まれたなら是非じっくりと読んで欲しい。
ここに一部の新聞がある。
学級新聞のような可愛らしい題字ながら、体裁は本物の新聞とまったく変わらない。用紙もいわゆる新聞紙が使われている。中に目をやると、とうやら記事を書いているのは子どもたちらしい。しかしそのクオリティーの高さはただ事ではない。そして何と言っていいのか、えも言えぬ熱量が伝わってくる。一体この新聞は何なんだ。題字の下に記された発行元に問い合わせてみた。

「被災地の子どもたちの情報発信活動を支援してあげたいと思って作った新聞なんです」
ゆったりとした優しい口調で語ってくれたのは、今年の3月11日に創刊された「石巻日日こども新聞」を企画・発行された一般社団法人 キッズ・メディア・ステーションの代表理事、太田倫子さんだ。

震災後ボランティアで訪ねた小学校で、子どもたちがどこか遠慮しているように感じられた太田さん。体験したことがあまりにも強烈で、消化仕切れず抱え込んでしまっているのではないかという印象を受けたという。
何とか子どもたちが外に気持ちを出せる場を設けたいと思い行動をおこした。
「はじめはアートセラピーとかも考えたんですけど、やはり情報発信にこだわりたかったんです」
様々なところで被災地の様子は報じられていたものの、通常の報道ではどうしてもすくい切れないものがある。その思いが新聞という形態を選ばせた。
被災地のお母さんたちを中心に構成される石巻復興支援ネットワークと、中高生によって構成されるボランティア団体・...続きを読む

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