本書でびっくりしたのが、会議コストは人件費で見ると“1人につき1分50円”かかるということ。“1人1分50円”というのは、年間休日120日の会社で、年収600万円のメンバーが参加しているケースから計算したもので、もちろん業種や役職で異なるので、あくまでも目安としての数値。さらに会議時間外の資料作りや事前調整などを含めると、会議総コストは「2倍」になると算出。ここでは10人の会議を月2回1時間で開くと年間では72万円、さらに会議総コストは144万円になる、といった例を挙げている。

発売から1カ月経っていないが、すでに反響が届いているという。
「何といっても、『よくぞ言ってくれた!』という声が圧倒的に多いです。これまで何となく疑問に思っていたことが、書籍によって『やっぱりそうだったのか!』と気づかされたという高揚感があるのか、もう誰かに伝えなくては気がすまないという気持ちになっているのだと思います。
うすうすは感じていたけれども、ここまでハッキリと書いてくれて嬉しい! という反応でしょう」
代々続くイベント会議、進捗確認、情報共有会議といった本書に記載されている「ムダな会議の代表例」を見ると、「ウチもそうだ!」と思う人もいるのではないか。

「批判のための批判ではなく、“脱会議”をした後にどうするのだということもしっかり書いてあるので参考になる、という建設的な意見も本当に多いです。賛同者がとても多く、書いてよかったと思っています」