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本の帯文ってどうやって書いてるの? 歌人・枡野浩一は『濡れた太陽』で愛の告白

 短歌作りの参考になるくらい面白い演劇論もありました。
 本作「濡れた太陽」は、その両方を足したくらい面白いというか、それ以上。
 ――枡野浩一(歌人/五反田団「生きてるものか」出演者)

今までの案の補足みたいな案になってしまった。
人気漫画「ガラスの仮面」の名前を出すことで、
多くの人に興味を持ってもらおうという魂胆。
漫画「ガラスの仮面」みたいに面白い小説というのは、
恩田陸の『チョコレート・コスモス』(集英社文庫)である。
でも名前を出すとカドがたち、
前田さんにご迷惑が以下同文。

以上、
A案からE案までを編集部にメールした。
そして、
さらに別の案も考えたいから、
もう一晩だけ待ってほしいと書き添えた。
ちなみに、
案それぞれに書き添えられたコメントは、
むろん編集部にはメールしていない、心の中の言葉。
翌日はF案からのスタートである。

 【F案】
 前田さんの小説はへんだ。
 戯曲家と演出家が作中に別々に(しかし同時に)いるみたい。
 観客の目も(リアルタイムで)意識されている。
 こまめに視点が切り替わり、
 登場人物全員の気持ちがすべて伝わってくるのは、
 小説というより漫画の手法に見える。
 なんだろこれ、、、すごい面白いよ。
 世界そのものの豊かさに、近づこうとしている感じ。
 ――枡野浩一(歌人/五反田団「生きてるものか」出演者)

これは前日に書いたA案をより具体的に書き直したものだ。
「、、、」という表記法は、
前田司郎独特の表記法を真似たものである。
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