そういえば今、タッチパネルで動かせるパソコンがあるらしいねぇ。……欲しい。でも、自宅にあるパソコンにも愛着がある。それに、気軽に買い替えができるほど経済的余裕はないし。致し方ないですかね。
……と思っていたら、朗報! 「タッチパネル研究所」(東京都八王子市)が開発した『i-Mask』は、デスクトップパソコン『iMac』(Apple社)を“タッチパネル式”に切り替えてくれるツール。
使い方は、すこぶる簡単。パソコンのモニターに額縁のように取り付け、USBでつなぐ。これだけで、今まで眺めていたパソコン画面がただの画面じゃなくなる。触れたりなぞったりすると、それでパソコンが操作できるのだ。画面を拡大したり縮小したりも、お手のもの!
でも、どうしてこのような事が可能となったのだろう? 同社に伺ってみた。
「赤外線遮断方式と呼ばれる方式を採用しております。枠の内側から赤外線をマトリックス状に走査させ、遮断した所をタッチ認識するという方式です」(担当者)
画面にタッチすると赤外線が遮断されるから、そこを認識するという仕組みだ。同時に、最大10点の同時認識(入力)ができるという。