ロンドンに比べてソチという土地の聞いたことなさがハンパないが、フィギュアスケートへの注目度は、浅田真央ちゃん(なぜか、ちゃんをつけたくなる)や安藤美姫、高橋大輔、羽生結弦の活躍によりかなり高い。
おかげで、ソチはロシアといっても最南端なのでわりに温暖。黒海のそば。日本からの直行便はどうやらない。なんて情報をすでに私も仕入れているほどだ。
とはいえ、2年後ソチまで行けるかさっぱり予想がつかないし、でもテレビじゃ物足りないし、とばかりに人気の選手たちが出演するアイスショー「ドリーム・オン・アイス2012」を観て来た。
通な方は「フィギュアの醍醐味は技を競い合う試合にあり」とおっしゃるが、ピリピリ緊張感漂う試合に比べてショーは、選手たちがリラックスしてエンタメ感満載で滑ってくれるので、それはそれで楽しいものなのだ。
昨年見た時は、安藤美姫が映画「ブラックスワン」をモチーフにした新作を見せてくれて高まったし、全員集合のフィナーレでやたら回転ジャンプするヤンチャな羽生結弦を見ることもできたし。
やっぱ苦あれば楽あれ。
心技体の高みにギリギリまで挑む選手たちに魅入られれば魅入られるほど、ひとときの安らぎ的表情を見たくなってしまうものなのだ。
なんといっても、昨年はボルト除去手術をした後だったため不参加だった高橋大輔が今年は出演だ。