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さぁ、劇場版の時間だ!〈「モーレツ宇宙海賊」佐藤竜雄監督に更に聞く2〉

佐藤 「ナデシコ」の劇場版を作った時に「本当の機動戦艦というのは何だろう?」と考えたことがありまして。「戦艦の航続距離と戦闘機の機動性を兼ね備え……重力制御はあるとしても、もはや、パイロットは1人だよなあ。そうなってくると、コアブロックに艦長1人か……」とか考えていましたが、結局、劇場版では使いませんでした。そんな戦い方は、(劇場版で艦長になった)ルリの柄じゃないし。当時の(アニメの)技術だと、時間的に無理だったので。今回、「機動戦艦」を登場させた理由は、そのアイディアを今の技術ならば描写可能かな、と思ったというタイミングが一番ですね。たしかに、「なぜ、機動戦艦という名称を?」と思われるかもしれませんが、茉莉香たちの海賊船団との対比のために、あえて引っ張り出してきたわけです。まあ、諸々のために溜めていたネタやアイディアを、これからはどんどん放出するぞ、という僕の決意の表れでもあります。
――なるほど~。ラストバトルも終え、最終回を締めくくったのは、茉莉香の決めゼリフ「さぁ、海賊の時間だ!」でした。このセリフは最初から、このような使い方をしようと考えていたのですか?
佐藤 最初は、単純に「ショウタイム!」の意味合いだったんですけど。一番大きいのは、小松さんの「さぁ、海賊の時間だ!」という言い回しが非常に決まっていたこと。決めゼリフになっちゃったんですね、だから、10話以降、茉莉香が海賊として自分の矜持を貫く時の決めセリフとして使おうと。もし、小松さんのセリフがあまり決まってなかったら、単なる営業用のセリフだったかもしれません。まあ、すでに最終回までの台本は書いていたし、最終回で使おうと考えてはいたんですけどね(笑)。...続きを読む

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