「杖菓子(チパンイクァジャ)」と聞いて、ぴんと来る韓国通がいるかもしれない。観光客の多い仁寺洞通りにて最近見かけるようになった、1メートルぐらいの長さの、うねうね曲がった「うまい棒」を髣髴とさせるコーン菓子だ。インパクト大のそのお菓子を、子供たちが持て余し気味に振り回している姿は、歴史と現在が共存する仁寺洞の新しい風物詩となりつつあった。
その杖菓子にこの夏、最新作が登場。短くなったがそれでも結構な大きさの、円筒状のスナック菓子に、今度は何とアイスクリームが詰まっているのだ。価格は1個3000ウォン(約203円)。
筆者も実際に食べてみた。たっぷり詰まったアイスクリームが両端からあふれないよう、まずはJのてっぺんからかぶりつく。
お米でできているスナック部分は、予想以上にふんわりサクサク。その後にアイスクリームの甘さと冷たさが口の中に押し寄せる。このハーモニーはまさに至福。
これは「コーン部分が豪華なアイスクリーム」とでも言うべきか。アイスクリームは一番上のアイスだけの部分より、コーン部分のほうが美味いと主張する人には、たまらない味だろう。
サクサクしたスナックも美味しいが、アイスで湿ったやわらかいスナックも楽しんでみたいと、コーンフレークを牛乳にじっくり浸して食べる派の私は考えた。