外国人の中でもとくに欧米人にとって、日本語のハードルはとても高いと思われるが、それ以上に外見(肌、瞳の色)の違いは大きい。いくら日本文化に馴染んでもその違いはどうにもならない。そんな彼らが嫌がる言葉が「外人」。
「外人は人種差別語だ」という。同じ人間同士で差別するのはよくないというわけ。もちろん、多くの日本人が差別意識からそう言っているのではないのだが、言われる外国人にとっては素直に聞き流せない言葉のようだ。言われてみれば外国人ではなく、外人とは如何に? 外の人、外から来た人、仲間外れの人、並外れた人、確かに変な日本語である。
ほかに、ちょっとおもしろいと思ったのがある若いアメリカ人男性の指摘。それは、「日本語うまいですね」「お箸が上手ですね」といった類の外国人に対する褒め言葉。これが日本に長く住んでいる外国人には結構プライド傷つくらしい。
「あなたは日本人と同じではないと言われているのと一緒」
「どんなに日本に馴染んでも差別されている感じ」
というのだ。うーん、そう感じるものなのか。褒めているつもりなのに……。
だが一方で、「外人」「日本語うまいですね」と言った言葉に抵抗ない外国人もいる。