そして、今回も斬新な取り組みについて取材しました! ラベル製造を手掛ける「株式会社サトー」と東京理科大学理工学部・阿部正彦教授、および同大学発のベンチャー企業「アクテイブ株式会社」は、なんと“燃やすとCO2を吸収するラベル”を共同開発したそうなのだ。
このラベルの商品名は『エコナノラベル』。何を隠そう、世界初の試みである。
では、気になる原理について。秘密は、ラベル裏側の接着部分にある。ラベルの焼却時に発生する二酸化炭素の炭素部分を、粘着剤に混ぜられたナノサイズのCO2吸収剤がキャッチ。CO2を取り込み、発生量を抑えてくれるそうだ。この吸収剤は300~700℃でCO2に反応し、効果は焼却時のみに発揮される。
結果、通常のラベル焼却時と比較して約20パーセントのCO2削減効果があるとのこと。
ちなみにこの『エコナノラベル』は昨年の11月より、「株式会社サトー」から発売されている。
「お客様の用途に合わせてご用意するので、価格はロットやサイズ、基材の種類によって変わります」(株式会社サトー・担当者)
要問い合わせのようだ。
考えてみて欲しい。世のラベルが全て『エコナノラベル』に変われば、莫大なCO2の削減に繋がるはずである。今後、このラベルを使用する企業が増え、様々な分野に導入されることが期待されている。
もちろん「燃やすとCO2を吸収する」という技術は、ラベル以外の「緩衝剤」や「ごみ袋」といった他製品への活用も考えられている模様。
「この技術は色々なものに使えますので、今後も広げていきたいです」
と、「株式会社サトー」の鼻息も荒い。期待したい。
(寺西ジャジューカ)