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ぜんざいはダメだけどわらび餅はOK! フランス人の味覚とは

ぜんざいはダメだけどわらび餅はOK! フランス人の味覚とは
10月、11月は季節の和菓子として栗きんとんをメニューに載せている。
日本文化を代表する物の一つである和菓子。普段、私たちは何気なく食べているが、外国人はその食感にどのような印象を受けるのだろうか。そこで、フランスの和食として初めてミシュランガイドの一つ星を獲得した「あい田」が展開するパリの和菓子屋「和楽」でうかがった。どのような和菓子が好まれるのか。

「今の季節だと、栗きんとんなど栗を使った和菓子の注文が多いです。栗が持つ甘みと香りがフランス人に好まれるようです。わらび餅も人気があります。西洋人は餅の食感が苦手だと言われますが、実際にフランスで出してみたところ、その食感がくせになって次回からも注文されるお客様が多いです。わらび餅にまぶされた、きな粉の香ばしさも好まれる点です。みたらし団子の注文も多いですね。これは醤油の焦げた風味がフランス人の味覚をそそるようです」(菓子職人 村田崇徳さん)

和菓子と言えば抹茶が外せない。意外にもフランス人は、抹茶に苦戦するかと思いきや問題なく飲む人が多いという。またフランス人は、香ばしさという理由で、緑茶と玄米茶のどちらかと言われたら玄米茶を選ぶそうだ。一方で苦手な和菓子は何だろうか。

「あんこです。特にぜんざいは、ほぼ日本人のお客様しか注文しません。なぜなら日本食にあまり触れたことのないフランス人にとって、豆は塩味というイメージがあるため、あんこのように豆が砂糖で調理してあると違和感を覚えるのです。日本人が、米を牛乳と砂糖で煮て作るリ・オ・レ(ライス・プリン)に慣れないような感じでしょうか。よって、例えばあんこを使うどら焼きの場合、フルーツやフロマージュブラン(フレッシュチーズ)を添えて、あんこの食感を和らげます。すると、あんこが苦手なフランス人のお客様もお召し上がりになります。あとは上用饅頭が苦手ですね。あんこが入っているということもあるのですが、上用饅頭にはすり下ろした自然薯を使います。芋をお菓子に使っているということが第一印象を悪くしています。上用饅頭の白さも華やかさにかけるため、選択肢から外れる理由になっています」(同)

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