東京・秋葉原の近くに光関連製品の開発メーカー・トライテラスの「東京ショールーム」があり、同社独自のLED照明の数々が展示されていると知り、早速見学に行った。その中で一際目立ったのが『スマートシャンデリア』というLED電球。電球といってもよく見るタイプとはまったく違う形状をしており、スイッチを入れるとキラキラと輝く8本の四角い柱が束になったような照明になる。
でもどうしてこんな複雑な光り方をするのだろう。説明によると、「アクリルの表面に施した超音波加工のドットがLED特有の直進性の強い光を外方向へ広げます」とのこと。なるほど透明のアクリル板がLED光をいろんな方向へ拡散することで、このような明かりを演出するわけか。
使いかたは一般白熱電球のソケットにねじ込むだけ。従来の3W、6Wに、11月1日に電球色と昼白色の各4Wタイプ(3Wの1.5倍の明るさ)も追加された。設計寿命は4万時間、1カ月の電気代は最大で約15円(4Wタイプ、1日5.5時間、30日、22円/kWhで計算)。光り方はふつうのLED電球とはまったく異なるが、寿命、コストはあまり変わらない。
一個だけでシャンデリアのような光の雰囲気を味わうのに、天井のソケットに装着するだけでなく、「トライゴノ」「シムリアン」といた卓上タイプの専用照明器具を使うのもいい。実際、ショールームで現物を見たが、「トライゴノ」は三角錐をくりぬいたような形で、中で光るシャンデリア電球がテーブルに反射した様子はとても幻想的だった。「シムリアン」は2枚の板がクロスした箇所に電球が設置される構造で、板に光が反射することで、これまた怪しげイメージの光を演出する。