国内外のメーカーがその技術力に惚れ込み、発注が世界中から舞い込んでくるという新潟県・燕三条のステンレス加工技術。
「磨き屋シンジケート」は燕の商工会議所が音頭を取って小さな磨き屋たちが集まり、その技術力で世界中のオーダーに応えていく共同受注グループだ。以前、燕の金属研磨産業は斜陽化していき、地域の町工場は生き残りをかけて力をあわせ、2003年に「磨き屋シンジケート」を立ち上げた。衰退が危ぶまれる状況だった金属研磨の職人達が、その技術力を武器として立ち上がり、地域産業は再生を果たしたのである。
そんな磨き屋シンジケート製造・販売をするビアタンブラーは、その技術力を惜しみなく活かし、ビールの旨みを最大限に引き出す逸品だ。
手に取ると非常に軽く、そしてその薄さに驚く。約0.3mmという厚さに仕上げるのは、ステンレス加工として高い技術が必要とされるそうだ。この薄さによって、ビールの冷たさを直に感じることができる。また、卓越した研磨技術によって均一に磨き上げられた内面はキメの細かいクリーミーな泡を生み出し、金属臭を感じさせることはない。
このビアタンブラーは、有名ブランドとのコラボレーションや、セレクトショップに取り扱われ若者にも続々と支持をえており、生産が追いつかない程のヒット商品となっている。