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「野球も、人生も、1勝2敗でいい」背番号19、関根潤三85歳『いいかげんがちょうどいい』

「野球も、人生も、1勝2敗でいい」背番号19、関根潤三85歳『いいかげんがちょうどいい』
『いいかげんがちょうどいい ~85歳、野球で知った人生で大切なこと~』(関根潤三/ベースボール・マガジン社)<br />粋な江戸っ子・関根潤三85歳の人生観。
ドラフト当日にもかかわらず用意されていた背番号19のユニホーム。
今年のドラフト会議を振り返る時、一年越しの愛が実った東海大・菅野智之とおじさん・原辰徳監督との熱い抱擁、そして背番号19のユニホームを羽織った姿は外せないワンシーンだ。

その出来レースっぷりにあきれたファンもいると思うが、一方で平成の大エース・上原浩治が付けていた番号を継承した、ということに更なる期待を抱いたファンも多いはず。古くは小林繁も背負っていた「19番」は、さらに昔、ある有名選手も付けていた番号である、ということをご存知だろうか。

その人の名は、関根潤三。
大洋とヤクルトの監督、もしくはプロ野球ニュースのご意見番としてのイメージが強い関根さんだが、1年間(1965年)だけ巨人軍に在籍し、その時の背番号が19だった、ということを今回のドラフトで思い出すことができた。

元々は近鉄パールス(後の近鉄バファローズ)に投手として入団(1950年)し、その後打者に転向。史上唯一人となる「投手・野手、両方でのオールスターファン投票選出」という偉業を成し遂げた伝説のプレイヤーである関根さんが、このたび14年振りとなる著書を上梓した。
『いいかげんがちょうどいい ~85歳、野球で知った人生で大切なこと~』
出生届のエピソードも含め「関根潤三85年の歩み」を、「70の人生の金言」とともに振り返る一冊だ。

今なお、ラジオのニッポン放送やCSプロ野球ニュースで現役の解説者として活躍する関根さんだが、今年6月に行われた「ニッポン放送ショウアップナイター・ファンミーティング」というイベントで「関根潤三物語」が企画された際、主役にもかかわらず体調不良で欠席。健康面を心配していただけに、書店でこの書影を見つけたときにはなぜだかホッとしてしまった。

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