ってことはこれはミリタリーマニアがゲームに興じている光景なのか、というと大間違い。
実際にロボット兵器を操縦している光景です。
『世界最先端兵器 衝撃のロボット兵器の全貌!』は戦争の最前線で稼働している、あるいは稼動予定のロボットをたくさんの写真でまとめたムックです。
ここで書かれているロボットとは、人形自律AI式のアンドロイドではなくて、無人操縦のヘリや人工衛星、遠隔操縦機械などすべてを含みます。
タイトルに「衝撃の」とか書いてると、一歩引いて、おおげさにあおられてもなーなんて斜に構えてしまうのですが、実際に掲載されている機械を見ていると、ヘナヘナ力抜けてきますよ。
キャタピラにカメラと機関銃乗っけたようなロボット、っていうかラジコンですかね、そんなのがやってきて銃乱射して死んだ、とかさあ。全然笑えないよ。
本の構成は、半分は事実として使われてきたロボットの解説、もう半分は推測・予測で構成されています。
推測じゃあねえ、と思われるかもしれませんが。そもそもロボット兵器って表に出した時点でアウトなので、オープンになっているものがとにかく少ないのです。
もっと言えば、特許を取ることができません。なので写真なり動画なりで公開したら、パクり放題使ったもん勝ちの世界です。
それでもこの本には、世界中の、かなーりの量のロボット兵器が掲載されています。
たとえば表紙にも載っている右上の四足歩行ロボット。