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元「羞恥心」の野久保直樹が語る「紳助さんには止められました」(後編)

――そういう思いが湧いてきて、結果的には全部辞めてしまいます。それって野球を辞めたときの話と同じですね。
野久保 そうなんですよ! ただ、違うところは、野球は自分の限界が見えて辞めたんですけど、このときは「今からが勝負」と思ってバラエティーを卒業したんです。正直、この世界ってすごく特殊な職業だと思います。ちょっとテレビに出なければすぐに「消えた」と言われますよね。じゃ、実力のない状態でバラエティーをずっと続けて、いつか「最近見ないね」と言われるより、みんなが見てくださっているときに退いたほうが少しでも印象には残るかな、と思いました。
――とはいえ、バラエティーを辞めるときは野久保さんに大勢の人が関わっていたわけですよね。その部分で葛藤はありませんでしたか?
野久保 僕が辞めることですごく迷惑をかけることになった人が大勢いると思うんですけど、じゃ、その人たちが一生僕のことをこの位置でキープしてくれるかというと、絶対に違うじゃないですか。だったら、人に人生を預けるよりも、自分でちゃんと歩いていきたかった。自分しかできないポジションを作ることができたら、それはすごく素敵なことだな、って思ったんです。人間生きていけば、誰かに迷惑をかけることだってあるでしょうし……。いつか俳優という場所にしっかりと立てるようになれば、それが恩返しになるのかな、と思います。僕に声援を送ってくれていた人が、何年後か、何十年後かわからないですけど、また僕を見たときに「やっぱり自分の見る目は間違っていなかった」と思えるような存在になっていたいですね。

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