ただ隣の席で、授業中に色々なあそびをしているだけ、という地味すぎるマンガなのですが、これがとっても感覚的に「あるある」で面白い。
実際そんなこたぁしねえよ、ってことばかりなんですが、授業中の遊びって共通体験なのですよね。
マンガ『となりの関くん』なぜこんなに売れてる!?(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース
しかし席から一歩も動かないこのマンガ、アニメってどうするんでしょう。
さて、関くんの作者、森繁拓真が2003年に連載していた『学園恋獄ゾンビメイト』が上下巻で発売になりました。
もう10年も前の作品ですが、これが初単行本化になります。
さすがにこれだけ前の作品になると、『となりの関くん』の絵柄に慣れている人だと古さを感じてしまうかもしれませんが、この作品実にゾンビ物語として面白い作りになっています。
舞台は山の中にあって、ケータイの通じないような全寮制の高校、私立愛染高校。
主人公の鷹丸悟志は、関くんとはうってかわって、お調子者で女好きの少年。この軽さが女子にウケるのか、モテます。
彼には付き合っている彼女がいます。それは後輩の弓子。淡々とした不思議な美人。鷹丸は女性経験も多い方ですが、どうもうまくつかめません。
ある日弓子は、「好きだということを証明してください」と彼にクッキーを渡します。ところがクラスメイトがふざけて、弓子の作ったクッキーを全部食べてしまいまうのです。