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絵本になった『ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア』『ダース・ヴェイダーとルーク(4才)』の親子愛

絵本になった『ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア』『ダース・ヴェイダーとルーク(4才)』の親子愛
『ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア』ジェフリー・ブラウン (著)富永 晶子 (翻訳) /辰巳出版
露出の多いドレスで決めている娘の前に立ちふさがって、
「そんなかっこうで出かけるのは許さん!」
と頑固に言い張っている父親。
よくある構図だけど、その父親がかのダース・ヴェイダー卿だとしたら?
そして説教されている娘が、あのレイア・オーガナ姫だとしたら?(ドレスはもちろん、ジャバ・ザ・ハットの館に幽閉されていたときのアレ)

ジェフリー・ブラウン『ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア』(富永晶子訳)は、仲睦まじい関係だった父と娘が、成長のきざはしを上る途中で思春期という難しい時代にさしかかり、互いの距離のとりかたに悩む姿を微笑ましく描いた大人の絵本である。
本当によくあるようなお話なのだけど、1つだけ他にはないことがある。それは、父親役を演じるのが映画〈スター・ウォーズ〉シリーズの名悪役ダース・ヴェイダー卿で、娘役がレイア・オーガナだということだ。
え、なぜ、そんなことになるのかって? よくわからない子は〈スター・ウォーズ〉シリーズを観返して復習してきてください。先生、自分で努力する子が大好きですよ。あ、時間がなかったら4〜6作だけでもいいですから。なんだったら「ジェダイの復讐」だけでもいいよ!

さて、ここからはダース・ヴェイダー卿の基本設定を十分ご存じのお友達と一緒に。
このジェフリー・ブラウンの絵本は、要するに「スター・ウォーズ」の世界を舞台にした二次創作である。映画の基本設定にはかなり忠実だが、作品世界の根幹を壊さない程度の改変はもちろんある。たとえば、あれ。「帝国の逆襲」のラストでハン・ソロがとんでもない目に遭わされるでしょう。なんであんなことになったかの理由をブラウンはレイアの口からこう語らせている。

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