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自閉症児を主人公にした「心に触れる」絵本

自閉症児を主人公にした「心に触れる」絵本
何度も読み返してみたくなる絵本です。
       
校庭にはたくさんの子どもたちがいて、なわとびやボール遊び、ブランコをしている。
でも、主人公の「ぼく」はひとりぼっち。
みんなのいる世界と「ぼく」がいる世界は、同じ場所に見えて、むこうからは見えていない……。

みんなとは少し違う「ぼくの世界」を持つ自閉症の男の子を主人公にした絵本『ぼくはここにいる』(小峰書店)が刊行された。

これは、ベストセラー絵本『ちいさなあなたへ』(主婦の友社)のピーター・レイノルズが、自閉症の子を持つ母親との出会いを通じて描いたもの。ドラマなどで「自閉症」が描かれることはときどきあるが、そうした表現はしばしば、表面的な部分だけをデフォルメしていたり、歪めていたりすることが指摘される。だが、可愛い絵とごく短い言葉で描かれる本書の世界には、大きなドラマはなく、寂しさ・悲しさなどの「湿気」もない。にもかかわらず、ときにドキッとするほどリアルな「心のつながり」があるのだ。

「絵と短い言葉とで、凡百の言葉を超えた見事な表現をなされ、これ以上ないほどに自閉症の子どもに近づいておられます」とは、翻訳者であり、30年以上にわたって自閉症児治療に携わってきた臨床心理士・酒木保教授の言葉。

これまでクラスメイトや兄弟などから見た自閉症児の絵本はあったが、自閉症児自身を主人公にしたものはほとんどなかったそうだ。

「ぼく」はみんなが周りでボールやなわとびで遊ぶなか、一人、風と遊び、葉っぱと遊び、紙で飛行機を折って、心をのせていく。そうしたなか、初めて「友達」に出会うのだが、友達の顔を見ているわけでもなく、微笑みかけるわけでもない。ただ、そこで初めて心の言葉を発するのだ。

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2013年7月31日のコネタ記事

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