
でも、休める時は休みたい。「オン」と「オフ」があるからこそ、人間頑張れるわけで。
そんな今、ちょっと気になる情報を発見しました。オンライン旅行会社「エクスペディア」は、24ヶ国の有職者男女(18歳以上)を対象に「有給休暇・国際比較調査」を実施。
よく、「日本人は働き過ぎ」と言われてるじゃないですか。その辺りの評判が本当に本当なのか、確認していきましょう!
まず、有休休暇の平均支給日数について。今年の日本は「18日」を記録しており、世界平均の「20日」と比較してもあまり差は見られません。
しかし、肝心なのは「有給取得率」。……もう、下から数えた方が早いんです。ワーストは、日本(39%)、韓国(70%)、イタリア(73%)というランキングになっているんですよ。韓国以下に約倍の差をつけ、日本が世界最下位に!
この状況、もっと深く突っ込んでいきます。有給消化日数が「0日」の割合を調査してみました。結果、日本の“有休消化年間0日”割合は17%。他に大きく差を付け、またしても断トツ1位に! 日本では、有休取得のハードルがかなり高いことがわかりました。いやはや、どうなってるんですか……。
ここで24ヶ国に向け、問うてみます。「現在の有休消化日数に満足していますか?」。
この設問に対する反応が、非常に面白い。まず有休取得率で1位を獲得したフランスなのに、なぜか90%が「有休支給日数に満足していない」と回答しているのです。この国、休みに対する欲求は世界断トツ1位ですよ!