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日本シリーズの前にクビにしてくれ「プロ野球戦力外通告」プロデューサーに聞く1

─── 「リストラの星」と言われました。

菊野 オールスターに選ばれた時、僕らスタッフも自分のことのように嬉しかった。それだけに、宮地さんが一番印象深いですね。宮地さんも感謝していただいたようで、「あの時、番組に出て良かった。テストに落ちる様子をテレビに撮られたけど、最終的にダイエーに受かって、福岡ドームに行ったら『宮地頑張れぇ~』『リストラの星ぃ』『ZONE見たぞぉ~』という声援がもの凄かった」とおっしゃっていたそうです。同時にこの宮地・大越の回というのは、「トライアウト」という制度について考える上でも、ものすごく重要な回なんです。


《「だったら日本シリーズの前にクビにしてくれよ。」》

菊野 「12球団合同トライアウト」は2001年に始まりました。でもあの当時、トライアウトの前後に各球団が個別にテストを行っていました。今年のトライアウト(1回目)には65人が参加しましたが、01年の第1回トライアウトはその半分の30人程度しか受けていないんです。なぜなら、その前に巨人をはじめ各球団のテストがあり、そこで受かったら合同トライアウトなんて受けませんよね。第1回のトライアウト、合格者が何人か知ってます?

─── すみません。わからないです。

菊野 たった一人なんですよ。そして2002年の第2回合同トライアウトは合格者がゼロなんです。「トライアウトって意味あるの?」というのが、当時のトライアウトに対する認識なんです。そこで2003年の宮地・大越の回の放送に話が戻るんですが、宮地さんは僕らが取材を始めた時には、既に横浜と近鉄のテストを受けて、どちらも落ちた後だったんです。さらに取材を始めてからも千葉ロッテのテストがあり、その後に合同トライアウトがあったんです。
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