review

親は、子どもの夢をどれくらいコントロールしていいのか「映画プリキュアASNS3」小川孝治監督に聞く2

──ラストシーン、ユメタを送り出すお母さん(マアム)みたいな感じで。

小川 はい、送ってもらいましたよ〜。
永富 あれいいシーンですよね。自分で言うのもなんですけど。「怖いけど、友達がいて、プリキュアがいてくれる」っていうシーン。マァムは過保護にしたくてしているわけじゃない。愛情の発露の結果、客観的に見ると多少過保護になっていたり、他人に迷惑をかける可能性があることをやってしまっている。映画館に観に来てくれるお母さんたちに反発されたら映画として失敗だから、心配になる気持ちはありますね。試写会に来てくれたお母さんたちは喜んでくれてたんだけど……。
小川 Yahoo映画のレビューで「2人の娘を持つ親ですが、子供の夢を追いかける姿勢を考えないといけないなと感じました」とありました。すごく聞きたかった言葉なので、嬉しかったです。

──マアムの苦悩が本物だからですよね。

小川 成田さんも、お子さんが大きくなって、夢を描き始めたときの自分のポジションを見つめなおしながら書いたのかな、と自分は勝手に妄想してます。……違ったら怒られるね(笑)

──1番最後のラブリーの台詞で「母の愛」って言葉がある。あれが説得力があるのがすごい。「あれはお母さんの愛じゃなくて、エゴだよ!」と思わせたらダメ。「確かに!」と思わせる演出でした。

小川 あれは成田さんの言葉の紡ぎ方がよかったんです。「お母さんの愛情があって、永遠の友情がある」。成田さんは「ハピネスチャージ」のシリーズ構成もやっているので、「めぐみに一年通して何を言わせたいか」をちょっと先取りして、この映画にもフィードバックさせてるんじゃないかな。

あわせて読みたい

  • 新人プリキュアにドキドキばきゅーん!「映画プリキュアASNS3」初日舞台挨拶レポ

    新人プリキュアにドキドキばきゅーん!「映画プリキュアASNS3」初日舞台挨拶レポ

  • 32人のプリキュアはいじめにどう立ち向かうのか「映画プリキュアASNS2」 梅澤淳稔Pに聞く1

    32人のプリキュアはいじめにどう立ち向かうのか「映画プリキュアASNS2」 梅澤淳稔Pに聞く1

  • 声優も混乱。プリキュアは全部で何人でしょう「映画プリキュアASNS2」初日舞台挨拶レポ

    声優も混乱。プリキュアは全部で何人でしょう「映画プリキュアASNS2」初日舞台挨拶レポ

  • いよいよ完結編「映画プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち」が待ち遠しい

    いよいよ完結編「映画プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち」が待ち遠しい

  • レビューの記事をもっと見る 2014年3月28日のレビュー記事
    この記事にコメントする

    \ みんなに教えてあげよう! /

    新着トピックス

    レビューニュースアクセスランキング

    レビューランキングをもっと見る

    コメントランキング

    コメントランキングをもっと見る

    トレンドの人気のキーワード一覧

    新着キーワード一覧

    エキサイトレビューとは?

    エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

    その他のオリジナルニュース