日本の主食である、お米。でも、白米にするだけじゃないですよね。今や、さまざまな活用法があります。例えば、お米でパンが作れたり。「米粉パン」と呼ばれる、アレです。

それだけじゃない。玄米を精白するときに出る外皮や胚の粉、いわゆる「米ぬか」を生かした靴下が話題となっています。「鈴木靴下」が開発したのは、その名も『歩くぬか袋』
「家が農家だったんですが、白米を作るときに出る米ぬかは捨てていました。そして米ぬかを含んだ“ぬか袋”をモップの代わりにし、小学校では雑巾がけをしていたのを覚えています」
お答えいただいたのは、同社の鈴木代表。幼き頃の思い出が、今回の商品開発に生かされた。

実は米ぬかには、壮大な歴史がある。例えば昔の銭湯では“ぬか袋”で洗顔したり、体を洗ったり、いわば“日本で最初のスキンケア商品”として活用されていた過去があるのだそう。また横綱の「綱」は、米ぬかとともにもみ込むことで柔らかくなりツヤが出される、という事実もある。この米ぬか成分(米ぬかエキス、γ-オリザノール、フェルラ酸など)を、靴下の糸自体に練り込んでみせたのだ。
そして、靴下の部分には、美肌オイルを配合した“米ぬかシリコン”を施している。結果、美肌成分を元から持つ靴下が完成!
「米ぬかのシリコンで密着することで蒸散を抑え、潤ったかかとをオイルで包み込む。『化粧水でしっとりして、乳液でフタをする』というイメージだとお考えください」(鈴木代表)