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はな、蓮子、富山先生……「花子とアン」女学校編終了で考える女子の生き方

ふじ 家を守る母

「花子とアン」の最大の癒し・ふじ。学はないけど、人の気持ちを洞察する才能は天下一品。蓮子さまに「蓮子さんはもううちの家族じゃ」と言って、
「おかあと呼べし」と微笑むシーン(金曜35回)は出色の場面でした。

ふじは、木曜40回ではじめて東京に来るまでは、甲府から一歩も出たことがありませんでした。夫・吉平が外の世界の話を聞かせてくれることを喜びにして、3年近く家を離れていても、じっと待っているのです。「3年も」と言われて「2年と10ヶ月」と訂正するところがかわいい。
娘たちが旅だっていくことについても、「おとうみたいに、甲府にいたら見られないものをいっぱい見て、いつかおかあに話してくれりょ」と送り出す懐の大きさ。こういう人がいるから、旦那も子供もがんばれるんですね。

こういう幸福もあるのだと思わされる中、こんな女性も・・・

富山先生 仕事に生きる

「つかみそこねた幸せはもう取り戻せないんです」
富山先生(ともさかりえ)のこの台詞は、世の中の、結婚できない、恋のできない女に刺さりました(水曜33回)。「あさイチ」で有働さんも反応してましたね。

はながバイトする出版社の編集長・梶原(藤本隆宏)と、逢い引きしていた富山先生ですが、結局「教職という仕事がいまの私の幸せです」と選択します。
男の身勝手(親の決めた人といったん結婚し、離婚後、また富山に求婚)に対する批判と、男に頼らなくても生きていく可能性を示してくれました。

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