KAT-TUNも2006年のデビューからこれまでに色々なことがあった。中でもメンバーの脱退は、最もダメージが大きい。グループ自体のイメージダウン、ファン離れだって懸念される。過去に何十曲もリリースした楽曲の歌割りや、振り付けやフォーメーションもやりなおし。特にソロパートの穴埋めは曲の印象を変えてしまう。いなくなったメンバーの穴を埋めるのは、容易ではない。
でも、何があっても彼らは逃げなかった。言葉を濁したり、傷を隠したり、事務所の力を使えばうやむやにできた事もしなかった。実際にメンバー脱退報道の翌日に、亀梨は朝から生放送番組に相次いで出演。一連の騒動の説明と謝罪をした。
『スッキリ!』(日本テレビ系)ではこんなコメントをした。
「すごく僕自身は悔しい思いがありますね。はやり最初1人抜けて、5人でずっとやっていくんだという思いの中でやってきたので、それがかなわないことは悔しいです」と、心境を自分の言葉で語った。これに対して司会の加藤浩二は「えらいよ亀梨君。嫌なら出て来なくてもいいんだから。しゃべらなくていいんだから」とその姿勢を讃えた。