今回の主人公のモデルは「日本のウィスキーの父」と呼ばれるニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝と妻のリタ。
近藤正高さんのレビューによると、関連書籍も大量に出版されているようだが、やはりどれもウィスキーの話題は外せない。
せっかくなので、これを機にウィスキーについてよく知ってみたい。そう考えている酒飲みも多いのではないだろうか。筆者もその一人だ。
そこで購入してみたのが、『Hanako FOR MEN vol.13 男はBAR。』(kindle版)。
『Hanako FOR MEN』はその名のとおり男性向け『Hanako』のムックシリーズ。今までに「寿司デビュー!」や「モテる日本酒。」などの特集を組んでいる。
で、今回のテーマはバーとウィスキーというわけ。表4には『マッサン』の広告がちゃんと入っている。
筆者もバーになら何度も行ったことがあるし、ウィスキーだって好きだ。
だけど、実際には何も知らないと言っていい。ウィスキーは麦から作り、バーボンはトウモロコシから作る。それぐらいは知っている。だから『マッサン』の主題歌は「麦の唄」なんだもんね。
それでも、やっぱりバーに入るときは怖気づく。いや、分厚いドアのあるバーは、一人では入れない。
『男はBAR。』とタイトルにあるが、こういうとき怖気づくのは男のほうだ。経験上、女性のほうが軽く一人でバーにやってきている。だから、男性たちをバーに向かわせるためのガイドブックなのだろう。