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『生ける屍の結末「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相』の衝撃。冒頭陳述は間違っていたのか

篠田博之編集長の手でYahoo!ニュースに掲載されて大きな反響を呼び、翌月には同誌5・6月合併号で特集記事が組まれた。
エキレビ!ではこの時点でHK(吉岡命)さんが冒頭陳述および記事についてレヴューした。

冒頭陳述で被告は、犯行動機をいったんはつぎのように説明している。
〈自分の人生は汚くて醜くて無惨であると感じていました。〔…〕自殺という手段をもって社会から退場したいと思っていました。〔…〕自分はこれを「社会的安楽死」と命名していました。
〔…〕その決行を考えている時期に供述調書にある自分が「手に入れたくて手に入れられなかったもの」を全て持っている「黒子のバスケ」の作者の藤巻忠俊氏のことを知り、人生があまりに違い過ぎると愕然とし、この巨大な相手にせめてもの一太刀を浴びせてやりたいと思ってしまったのです。自分はこの事件の犯罪類型を「人生格差犯罪」と命名していました〉

ここを読むと、たんなる「不遇感の強い人物の、成功者への妬み」である。
しかし、別の箇所に注目した人もいた。被告になにか本を差し入れたいが、なにがいいだろうか、と篠田編集長から相談された、精神科医の香山リカさんだ。
冒頭陳述のなかで両親との関係について触れていたわずか2箇所のごく短い記述から、香山さんは被告が幼少期の虐待被害者ではないかと推理した。そして「被虐鬱」の臨床経験を豊富に持つ高橋和巳医師の『消えたい 虐待された人の生き方から知る心の幸せ』

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「『生ける屍の結末「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相』の衝撃。冒頭陳述は間違っていたのか」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    結局言いたいのは「加害者もかわいそうな人だったんだよ!」か。可哀想なのは被害者だろ…

    8
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