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あの頃のぼくらの聖典がKindleで復刊「スキゾ・エヴァンゲリオン」「パラノ・エヴァンゲリオン」

庵野秀明のインタビュー集『スキゾ・エヴァンゲリオン』『パラノ・エヴァンゲリオン』が、AmazonKindleでついに発売されました。

1996年に『クイックジャパン』でインタビューしたものが掲載され、97年に発売された本です。
ちょうど、『シト新生』(97年3月)『Air/まごころを、君に』(97年7月)が上映される前の話。

当時は、めちゃくちゃたくさんの「エヴァ分析本」が出ました。
死海文書を読み解く、ロンギヌスの槍の意味とは、なぜ軍艦の名前なのか、村上龍作品との関係は、カバラは、あれやこれや。
これらに、『スキゾ』『パラノ』は冷水をぶっかけました。

庵野秀明「そのまま理解しちゃっているんですね。コンニャク問答にはまっていって、僕がそう思ってないところまで深読みして、こうに違いないとか断定している人がいる。そうじゃないのにって僕は思ってるんですがね(笑)。どんどん作品がひとり歩きしていて、その感じが嫌だったんですね」

『スキゾ』『パラノ』は、エヴァファンなら持っていて当然、みたいな本でした。あとフィルムブック。
理由は、2つ。
一つはアニメファンの枠を超えて、文化的に分析され広がった足跡だから。
もう一つは、庵野秀明の解体本であり、読者が自分を押さえつける拘束具だったから。

これを読めば、エヴァの謎がわかるかもしれない!と当時のぼくは思って買いました。
しかし書かれていたのは「ないよ」「世間と自分が客観できてないでしょ」という庵野の言葉。
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