review

決定!第1回日本翻訳大賞は韓国文学とチェコ文学

決定!第1回日本翻訳大賞は韓国文学とチェコ文学
第一回日本翻訳大賞、最終選考に残った5作品。<br />阿部賢一、篠原琢訳『エウロペアナ:二〇世紀史概説』(パトリク・オウジェドニーク著、白水社)、谷川毅訳『愉楽』(閻連科著、河出書房新社)、ヒョン・ジェフン、斎藤真理子訳『カステラ』(パク・ミンギュ著、 クレイン)、栩木伸明訳『黒ヶ丘の上で』(ブルース・チャトウィン著、みすず書房)、東江一紀訳『ストーナー』(ジョン・ウィリアムズ著、作品社)
良い仕事をした者が褒められていいように、翻訳者もまた顕彰されるべき──。

「日本初、翻訳家がつくる翻訳賞」と銘打ち、翻訳家・西崎憲が立ち上げた「日本翻訳大賞」。クラウドファンディングで約340万円の支援を得るなど、大きな注目と反響を集めていた同賞の大賞が、本日(2015年4月13日)ついに発表された。最終選考対象作5作の中から選ばれた、記念すべき第一回受賞作は、

阿部賢一、篠原琢訳『エウロペアナ:二〇世紀史概説』(パトリク・オウジェドニーク著、白水社)
ヒョン・ジェフン、斎藤真理子訳『カステラ』(パク・ミンギュ著、 クレイン)
の2作品。そして、読者賞に選ばれたのが、

東江一紀訳『ストーナー』(ジョン・ウィリアムズ著、作品社)
と、チェコ文学、アメリカ文学、韓国文学が並ぶ、じつにバラエティに富んだラインナップとなった。

なお、4月19日(日) 夜には、紀伊國屋サザンシアターにて「第一回日本翻訳大賞授賞式」が開催される。ここでは、選考委員を務める金原瑞人、岸本佐知子、柴田元幸、西崎憲、松永美穂による、選考過程をふりかえる座談会をはじめ、受賞作品に関するトークショー、受賞翻訳者との対談などが予定されている。
翻訳をはじめ、「言葉」に興味のある人なら誰でも楽しめること間違いない。受賞作および候補作をめぐるスリリングな議論を、ぜひ会場で体験してほしい。

第一回日本翻訳大賞授賞式
2015年4月19日(日) 19:00開演 (18:30開場)
会場:紀伊國屋サザンシアター (紀伊國屋書店新宿南店7F)
料金:1,000円 (税込・全席指定)

(辻本力)

あわせて読みたい

  • 「日本翻訳大賞」読者推薦締め切り間近

    「日本翻訳大賞」読者推薦締め切り間近

  • 『変身』の主人公は毒虫に変身したのか

    『変身』の主人公は毒虫に変身したのか

  • 気になるキーワード

    レビューの記事をもっと見る 2015年4月13日のレビュー記事
    この記事にコメントする

    \ みんなに教えてあげよう! /

    次に読みたい関連記事「本」のニュース

    次に読みたい関連記事「本」のニュースをもっと見る

    トピックス

    今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

    レビューニュースアクセスランキング

    レビューランキングをもっと見る

    コメントランキング

    コメントランキングをもっと見る

    トレンドの人気のキーワード一覧

    新着キーワード一覧

    エキサイトレビューとは?

    エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

    その他のオリジナルニュース

    通知(Web Push)について

    Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら