数多くの偉人たちに手により、その常識は覆った。
しかし、まだ人類はバナナの周りにチョコがあるものと思っていないだろうか。
これまでのチョコバナナの常識を覆したのが、タカラトミーアーツの『そんな!チョコバナ〜ナ』。
バナナに穴を空けて、その中にチョコレートを入れてしまうマシーンなのです。
見た目は普通にバナナなのに、内側にチョコレート。
これはうちの子ども達にドッキリを仕掛けるしかありません。
サンプルをお借りできたので、さっそく作ってみました。
スーパーでバナナを買ってきました。
付属の「バナナカッター」でバナナの先端を切り落とし、『チョコバナ〜ナ』本体にバナナをセット。
緑色のダイヤルを回すと、黄色いパイプがバナナの中に入っていく仕組み。地盤のボーリング調査みたいな感じで、ゆっくりと穴が空いていきます。
ある程度進めたらダイヤルを逆に回転。これでバナナに空洞が完成。
果肉が柔らかいので簡単に穴が空きます。子どもと一緒にやったら楽しそう。しかしこれはドッキリ。パパがひとりで平日の昼間に粛々と作業しています。娘は小学校で勉強しています。
付属のホイップボトルでバナナの中にチョコを注入します。チョコホイップは別売りなのでバナナ同様にスーパーで調達。ノズルの先端からチョコをニュ〜っと出して”チョコバナナ”のできあがりです。
一口かじってみると、口の中は完全にチョコバナナ。美味しい。
チョコに限らず、ピーナッツホイップや生クリーム、ブルーベリージャムなんかも注入できるとのこと。もはやチョコバナナではない全く新しいスイーツ。いっそカレーとか入れてみたら……と夢も広がる。
さて、それではいよいよドッキリ作戦へ。
ターゲットは前回組紐を教えてくれた娘8歳。バナナもチョコも大好き。
バナナ先端に空けた穴は、繰り抜いたバナナで埋めておいた。見た目は普通のバナナ。一口かじってみたらチョコが!? という展開を期待して、小学校から帰宅した娘に”チョコバナナ”を渡してみたものの……
先端からはみ出した黒ずみ(チョコ)を怪しんでいる娘。そういえば黒ずんだバナナが苦手なんだった。しかもベタベタしているので、警戒心がMAXに。やばい。
大丈夫、大丈夫だから!ちょっと皮むいてみよう!と、不自然なまでにバナナを食べさせようとしたら……気づかれた。
「なにこれチョコ!?」「チョコかけてある〜〜〜〜!!」
想像していなかったチョコの登場に、驚きながらも喜びを爆発させる娘。
このあとは弟4歳と分けあいながら一気に完食。「最初はびっくりしたけど、すごい美味しい!」とモグモグしながら語っていました。チョコがホイップ状で入っているので、一般的なチョコバナナよりもチョコをたっぷり楽しむことができるそうです。
『そんな!チョコバナ〜ナ』はタカラトミーアーツから6月18日発売。価格は2,480円(税抜)。食べるとき手が汚れないので、ピクニックのお弁当に入れるのもよさそう。
(井上マサキ)