最近の音楽番組に魅力を感じないとお嘆きのあなた、Eテレ（NHK教育テレビジョン）の朝に上質な音楽が流れる時間があるのをご存じですか？
そう、朝のEテレは子供向けの教育番組が流れる時間帯。子供たちが元気になる、歌って踊れる音楽がいっぱいです。
「どうせ子供向けの童謡ばかりなんでしょ？」「教科書に載ってるような固いヤツばかりでしょ？」と思っていませんか？
いえいえ、今の時代、そんなことはありません。実は、実力派アーティストたちの書き下ろしの楽曲が目白押しなのがこの時間帯。
子供たちのゴールデンタイムには、J-POP界に名を刻んだ一流たちが集結しているのです。
朝7時45分から始まるのは『みいつけた！』。しゃべったり動いたりできる不思議なイスの「コッシー」を中心に繰り広げる、4～6歳児対象のプログラムです。この番組では日替わりのエンディングテーマに注目。
公式サイトによると、7月のエンディングとしてよく流れるのは、ウルフルズのトータス松本が作詞、作曲、歌も担当する『わーっ！』と、クレイジーケンバンドの横山剣作曲の『サボさんまいったな』。
『わーっ！』はトータス節がさえわたる、カラっと明るく元気なビタミンソング。一方の『サボさんまいったな』は、夜のムードたっぷりなシックなテイストな曲です。
このふり幅の広さも番組の魅力。サラッと登場する「い～ね！」のフレーズにも注目！
激レアなエンディングテーマ『おなかとせなかがぺっタンゴ』は、得した気分になれる名曲。
作詞、作曲は『One more time,One more chance』やSMAPのカバーで大ヒットした『セロリ』で知られる山崎まさよし。
夕暮れ時の複雑な子供心が絶妙に描写された歌詞に、耳に残るタンゴのリズムは口ずさみたくなること必至。
滅多に放送されない(7月は1回のみ)ので、公式サイトの「今後の放送予定」を要チェック！
ちなみに、ボーカルは主役のコッシーの声を務める、お笑い芸人サバンナの高橋茂雄で、実にいい味を出しています。
また、筆者がハマッているのが『おっす！イスのおうえんだん』。
作詞に宮藤官九郎、作曲が星野源、編曲が益田トッシュ、さらに、歌いながら体操をする応援団長には三宅弘樹、という「大人計画」濃度100％な豪華布陣。
子供向け番組に炸裂するクドカンワールド、シングル『SUN』がロングヒット中の星野源のキャッチーなメロディは必聴！ この「わかってる感」たまりません。
続く8時からは、50年以上も続いている長寿番組『おかあさんといっしょ』。
こちらには「月の歌」として毎月番組オリジナル曲が登場。
7月の歌として流れるのは『なんでもあらいぐま』。
作詞、作曲は『地図をください』やNHK『みんなのうた』で使用された『クロ』などの代表曲で知られる遊佐未森。ほっこりした歌詞にスローテンポの曲調は癒し効果満点で、らしさ全開。ちなみに遊佐未森は6歳の頃、NHKの『ちびっこのどじまん』に出場し、童謡『たきび』を披露したのが音楽活動の原点。この曲も長く歌い継がれる名曲となりそうです。
また毎日、過去の「月の歌」が何かしら流れるのも特徴。
この日は2014年6月の歌「みんなのリズム」が登場。
作詞・作曲は『Choo Choo TRAIN』のZOOへの楽曲提供や、『Woman』『You and I』のヒットで知られる中西圭三。軽快なサンバのリズムのナンバーは、往年の名曲たちと同じくテンション上がりまくりです。
作詞に名を連ねる田角有里は中西圭三の妻で、同じくこの番組で使用されている『ぼよよん行進曲』を一緒に作詞したのがご縁だそう。
『おかあさんといっしょ』が取り持ったちょっとイイ話です。
8時25分からの乳幼児(0～2歳)向けプログラム『いないいないばぁっ！』では、言わずと知れた超大物・つんく♂作曲による楽曲も多数登場中。
今回紹介した3つの番組の中で対象年齢が最も低いけど、侮るなかれ！
真野恵里菜を始めとするハロプロの楽曲でおなじみの三浦徳子がすべての作詞を担当する本気っぷり。
最新曲『まる、まるっ』は、シンプルなメロディが耳に残るダンサブルなナンバー。涙腺ゆるゆる系の『カエデの木のうた』、スカッとさわやか系の『ソラハアオイヨ』ともども、アイドルファンも見逃せない仕上がりになっています。
純粋な子供たちに向けた楽曲だからこそ、真の実力が問われる世界。
そこは言わば、J-POPの聖域だったのです。
（バーグマン田形）
画像
「NHKDVD みいつけた！いすのまちのコッシー いすのまち だいレース」
「おかあさんといっしょ最新ソングブック カオカオカ~オ」
「NHKDVD いないいないばあっ! おててタッチ!」
そう、朝のEテレは子供向けの教育番組が流れる時間帯。子供たちが元気になる、歌って踊れる音楽がいっぱいです。
「どうせ子供向けの童謡ばかりなんでしょ？」「教科書に載ってるような固いヤツばかりでしょ？」と思っていませんか？
いえいえ、今の時代、そんなことはありません。実は、実力派アーティストたちの書き下ろしの楽曲が目白押しなのがこの時間帯。
子供たちのゴールデンタイムには、J-POP界に名を刻んだ一流たちが集結しているのです。
『みいつけた！』
朝7時45分から始まるのは『みいつけた！』。しゃべったり動いたりできる不思議なイスの「コッシー」を中心に繰り広げる、4～6歳児対象のプログラムです。この番組では日替わりのエンディングテーマに注目。
公式サイトによると、7月のエンディングとしてよく流れるのは、ウルフルズのトータス松本が作詞、作曲、歌も担当する『わーっ！』と、クレイジーケンバンドの横山剣作曲の『サボさんまいったな』。
『わーっ！』はトータス節がさえわたる、カラっと明るく元気なビタミンソング。一方の『サボさんまいったな』は、夜のムードたっぷりなシックなテイストな曲です。
このふり幅の広さも番組の魅力。サラッと登場する「い～ね！」のフレーズにも注目！
激レアなエンディングテーマ『おなかとせなかがぺっタンゴ』は、得した気分になれる名曲。
作詞、作曲は『One more time,One more chance』やSMAPのカバーで大ヒットした『セロリ』で知られる山崎まさよし。
夕暮れ時の複雑な子供心が絶妙に描写された歌詞に、耳に残るタンゴのリズムは口ずさみたくなること必至。
山崎まさよし自身もコーラスで参加のうえ、PVには山崎をモチーフにしたイスのキャラクターも登場と、ファンサービスも抜群。
滅多に放送されない(7月は1回のみ)ので、公式サイトの「今後の放送予定」を要チェック！
ちなみに、ボーカルは主役のコッシーの声を務める、お笑い芸人サバンナの高橋茂雄で、実にいい味を出しています。
また、筆者がハマッているのが『おっす！イスのおうえんだん』。
作詞に宮藤官九郎、作曲が星野源、編曲が益田トッシュ、さらに、歌いながら体操をする応援団長には三宅弘樹、という「大人計画」濃度100％な豪華布陣。
子供向け番組に炸裂するクドカンワールド、シングル『SUN』がロングヒット中の星野源のキャッチーなメロディは必聴！ この「わかってる感」たまりません。
『おかあさんといっしょ』
続く8時からは、50年以上も続いている長寿番組『おかあさんといっしょ』。
こちらには「月の歌」として毎月番組オリジナル曲が登場。
7月の歌として流れるのは『なんでもあらいぐま』。
作詞、作曲は『地図をください』やNHK『みんなのうた』で使用された『クロ』などの代表曲で知られる遊佐未森。ほっこりした歌詞にスローテンポの曲調は癒し効果満点で、らしさ全開。ちなみに遊佐未森は6歳の頃、NHKの『ちびっこのどじまん』に出場し、童謡『たきび』を披露したのが音楽活動の原点。この曲も長く歌い継がれる名曲となりそうです。
また毎日、過去の「月の歌」が何かしら流れるのも特徴。
この日は2014年6月の歌「みんなのリズム」が登場。
作詞・作曲は『Choo Choo TRAIN』のZOOへの楽曲提供や、『Woman』『You and I』のヒットで知られる中西圭三。軽快なサンバのリズムのナンバーは、往年の名曲たちと同じくテンション上がりまくりです。
作詞に名を連ねる田角有里は中西圭三の妻で、同じくこの番組で使用されている『ぼよよん行進曲』を一緒に作詞したのがご縁だそう。
『おかあさんといっしょ』が取り持ったちょっとイイ話です。
『いないいないばあっ！』
8時25分からの乳幼児(0～2歳)向けプログラム『いないいないばぁっ！』では、言わずと知れた超大物・つんく♂作曲による楽曲も多数登場中。
今回紹介した3つの番組の中で対象年齢が最も低いけど、侮るなかれ！
真野恵里菜を始めとするハロプロの楽曲でおなじみの三浦徳子がすべての作詞を担当する本気っぷり。
最新曲『まる、まるっ』は、シンプルなメロディが耳に残るダンサブルなナンバー。涙腺ゆるゆる系の『カエデの木のうた』、スカッとさわやか系の『ソラハアオイヨ』ともども、アイドルファンも見逃せない仕上がりになっています。
純粋な子供たちに向けた楽曲だからこそ、真の実力が問われる世界。
そこは言わば、J-POPの聖域だったのです。
（バーグマン田形）
画像
「NHKDVD みいつけた！いすのまちのコッシー いすのまち だいレース」
「おかあさんといっしょ最新ソングブック カオカオカ~オ」
「NHKDVD いないいないばあっ! おててタッチ!」
